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内視鏡検査
経鼻内視鏡
当院ではがん早期発見のために内視鏡システムを一新いたしました。
このシステムは従来通り鼻からの胃カメラ検査が可能ですが、これまで鼻からの胃カメラでは難しかったハイビジョン画質で検査を受けていただくことができます。
また、NBIという特殊な光で粘膜表面を観察し早期胃がんを発見することも期待されています。
初期のがんは自覚症状がほとんどないため、定期的に検診を受けることをご検討ください。
負担の少なさをめざした内視鏡 -経鼻内視鏡-
外径約5.4mmの細い内視鏡による、「経鼻内視鏡検査(鼻から挿入する検査方法)」も可能です。
↑鉛筆より細い内視鏡
挿入時の苦痛軽減をサポート
経口挿入イメージ
経鼻挿入イメージ
経鼻内視鏡検査では、内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどにも触れないので、経口の内視鏡検査に比べ、検査時の吐き気・不快感が軽減できることが期待されます。
会話ができる
鼻からの挿入で口を動かすことができるので、検査中にも医師と会話ができます。
NBI
早期がん等の病変の早期発見を目指して -NBI-
がん等の増殖には、血管からの栄養補給を必要とするため、病変近くの粘膜には、多くの小さな血管が集まりやすくなると考えられています。従って、この小さな血管をいち早く発見することが、がん等の病変の早期発見には重要です。
「NBI」は、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい狭帯域化された2つの波長の光を照射することで、粘膜表層の毛細血管、粘膜微細模様が強調表示される観察技術です。
血管を高いコントラストで観察するために、
(1)血液に強く吸収される
(2)粘膜表層で強く反射・散乱される
という特長を併せ持つ光の利用に着目し、粘膜表層の毛細血管観察用に青色の狭帯域光(390~445nm)、そして深部の太い血管観察と粘膜表層の毛細血管とのコントラスト強調用に緑色の狭帯域光(530~550nm)を使っています。
これにより、病変の早期発見に寄与することが期待されています。
通常光のイメージ
NBIのイメージ